現代音楽

公演概要

公演日時

会場

エル・パーク仙台 ギャラリーホール

助成

公益財団法人 仙台市市民文化事業団

後援

先端芸術音楽創作学会
日本電子音楽協会

仙台

プログラム

スティーブ・ライヒ ディファレント・トレインズ(1988)
ジェルジュ・リゲティ カルテット1番「夜の変容」(1954)
アルフレート・シュニトケ カルテット3番(1983)
大久保雅基 新作初演(2018)

現代音楽は難しい。コンサートに足を運び、プログラムに書かれた作曲家のよ く分からない解説文を流し見し、曲が始まると不協和音が演奏される。静寂が訪れ、展開が変わったかと思うとまたもや不協和音が続く。演奏家達はノリノリで演奏しているが、楽譜を見ていない私達にとっては曲が終わるのを待つ修行でしかない。演奏が終わった。残念、フェイクだ。もう1分ほど演奏してやっと終わった。もう現代音楽は聞きたくない。皆さんもそのような経験があるのではないだろうか?

このようにして現代音楽は人々から嫌われ、クラシック音楽に演奏される機会を奪われていった。なんて勿体無いんだ。現代音楽ほど創造的で、音楽の聴き方を広げる音楽はない。現代音楽の魅力を伝えるために、仙台在住の作曲家 大久保雅基とヴィオラ奏者 飯野和英は立ち上がりコンサート・シリーズ「絶頂」を企画した。このコンサートでは、単なる音楽体験に留まらない、体からこみあげる絶頂をお届けする。今回は弦楽四重奏をテーマに選曲し、近現代の名曲と大久保による新作を演奏する。


 演
  者

川又明日香 | 第1ヴァイオリン

3歳から母くみこのもとでヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科、上野学園大学音楽学部を経て、ジュネーヴ州立高等音楽院修士課程ソリストコースをMaggy Breittmayer賞を得て卒業。2004年第2回仙台国際音楽コンクール審査委員特別賞。2013年にルーマニア国立ブラショフ・フィルのシーズン開幕コンサートにゲストとして出演。2015年春に行われたNader Abassi指揮HEM管弦楽団との共演は全世界に中継された。2010年にソロアルバム「i」をリリース。これまでにヴァイオリンを原田幸一郎、矢部達哉、ミハエラ・マルティンの各氏に師事。2012年第37回茨城県新人賞受賞。

瀧村依里 | 第2ヴァイオリン

神戸市出身。第54回全日本学生音楽コンクール、第3回東京音楽コンクール、第8回フォーバルスカラシップ・ストラディヴァリウスコンクール、08年第77回日本音楽コンクールにて第1位、併せてレウカディア賞、鷲見賞、黒柳賞受賞。
これまでに国内主要オーケストラと共演、各地でソロリサイタルを開催するほか、室内楽の分野でも積極的な演奏活動を行っている。また、(財)地域創造公共ホール音楽活性化事業登録アーティストとして多彩なアウトリーチ活動を展開中。
東京芸術大学附属高校を経て同大学を首席卒業、同大学院修了。学内にて安宅賞、アカンサス賞、三菱地所賞を受賞。ロームミュージックファンデーションの助成を得てウィーン国立音楽大学大学院を修了。
平成25年度神戸市文化奨励賞、平成26年度坂井時忠音楽賞、平成28年度神戸灘ライオンズクラブ音楽賞を受賞。現在、読売日本交響楽団首席奏者。
https://ameblo.jp/eriblo-vn/

飯野和英 | ヴィオラ

5歳よりヴァイオリンを始め、印田礼二、吉川朝子両氏に師事。東京音楽大学入学時にヴィオラに転向。卒業後、東京芸術大学大学院音楽研究科ヴィオラ専攻修士課程に入学。2014年3月に卒業。
その後渡仏。Nationale De Musique Conservatoire Edgar VARESE にて研鑽を積む。
パリにてコンテンポラリーダンスとヴィオラの為の"La Sante" を自作自演により発表。好評を博す。パリ留学中にバロックヴィオラを学び始め、演奏活動の幅を広げている。
サントリーホール室内楽アカデミー第二期フェロー修了。第3回蓼科音楽コンクール弦楽器部門第3位。第12回日本演奏家コンクール弦楽器部門第2位(1位無し)。第19回コンセールマロニエ入選。市川新人コンクール優秀賞。
これまでにヴィオラを兎束俊之、大野かおる、川崎和憲、百武由紀、Piere Henri Xuereb各氏に師事。
現在、仙台フィルハーモニー管弦楽団ヴィオラ副首席奏者。

吉岡知広 | チェロ

1988年生まれ、仙台市出身。
6歳よりチェロを始める。
桐朋女子高校音楽科(共学)を経て桐朋学園大学音楽部門を卒業。
高校、大学の各卒業演奏会に出演。
2011年よりドイツ、ライプツィヒ音楽演劇大学大学院に在学するとともに、名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウスオーケストラと学生契約をし在籍。
卒業後はライプツィヒ・ゲヴァントハウスオーケストラアカデミーに在籍した。
第9回ビバホールチェロコンクール第4位入賞。
これまでに軽井沢八月祭、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン、東京・春・音楽祭、宮崎国際音楽祭等などの主要な音楽祭などにも招待されている。
また2016年の仙台クラシックフェスティバルのグランドフィナーレでは仙台フィルハーモニー管弦楽団とサン=サーンスの協奏曲を共演、好評を博す。
チェロを金木博幸、青木十良、藤原真理、毛利伯郎、クリスティアン・ギガーの各氏に、また弦楽四重奏を中心に、室内楽を今井信子氏、東京クァルテットに師事。
現在、仙台フィルハーモニー管弦楽団に首席チェロ奏者として在籍している他、国内の様々なオーケストラの客演首席奏者を務めるなど幅広く活躍している。


 会
  者

秀作(爆笑コメディアンズ)

よしもとクリエイティブエージェンシー所属のお笑いコンビ「爆笑コメディアンズ」(2004年結成)のボケ担当。日本テレビ「エンタの神様」やCX「爆笑レッドカーペット」などに出演。2013年より「宮城県住みます芸人」として仙台に移住。東北で一番面白い芸人を決める「みちのくNo.1グランプリ」では4回優勝。毎月新ネタ ライブも開催中。
学生時代に吹奏楽部とオーケストラでトロンボーンを7年、学生指揮者を担当。その経験と知識を生かし、仙台フィルハーモニー管弦楽団や山形交響楽団と共演するなど、「クラシック大好き芸人」としても積極的に活動している。
《現在のレギュラー》
■テレビ
いべなび!!(仙台放送)
ピヨ卵ワイド(山形放送)
■ラジオ
J-SIDE STATION(エフエム仙台)
スベル兄弟(TBCラジオ)
爆笑コメディアンズのエターナル☆ブレード(エフエムなとり)
爆笑コメディアンズのお仕事下さい!(ラジオ3)
爆笑コメディアンズの他力HongGang!(YBCラジオ)
https://blogs.yahoo.co.jp/shusaku_blog

作曲家


大久保雅基

1988年宮城県仙台市生まれ。アコースティック楽器や演奏行為にテクノロジーを組み込み、生演奏にデジタルの所作を融合させた作品を制作している。洗足学園音楽大学 音楽・音響デザインコースを成績優秀者として卒業。情報科学芸術大学院大学[IAMAS]メディア表現研究科 修士課程修了。名古屋芸術大学デザイン学部、愛知淑徳大学人間情報学部非常勤講師。先端芸術音楽創作学会、日本電子音楽協会会員。
http://motokiohkubo.net

チケット

前売2,500円  当日3,000

Peatixにて取扱

  • * 車椅子でのご来場の方は事前に絶頂までご連絡ください。
  • * 未就学児の入場はご遠慮ください。
  • * 満席の場合は入場をお断りする場合がございます。

アクセス

エル・パーク仙台 ギャラリーホール

〒980-8555 仙台市青葉区一番町4丁目11番1号>
141ビル(仙台三越定禅寺通り館) 5階・6階

地下鉄:仙台市営地下鉄南北線 勾当台公園駅下車(南1番出口より地下道で連結)
※仙台駅から泉中央駅行きで2駅
バス:商工会議所前 または 定禅寺通市役所前下車

主催

お問い合わせ


info@zetcho-sendai.com